
はじめに
2025年11月11日、人気国内IEOであるFLP(ファンプラ)が上場数時間で公募価格の半額となったことで、ファンプラIEO参加者界隈でちょっとした騒ぎと国内IEOへの失望の声であふれていました。
国内で実施されるIEO(Initial Exchange Offering)は、仮想通貨の新しい資金調達手段として注目を集めてきました。ニュースでは「成功事例」として取り上げられることもありますが、実際に投資家にとって成功だったのかは疑問が残ります。果たして国内IEOの「成功」とは何を意味するのでしょうか?
📈 国内IEOの代表的な成功事例
国内で「成功」とされるIEOには以下の4つが挙げられます。
- PLT(パレットトークン):NFT関連プロジェクト。上場直後に公募価格を大きく上回った。
- FNCT(FiNANCiEトークン):スポーツ・エンタメ分野のガバナンストークン。初期は価格上昇。
- FCR(FC琉球コイン):Jリーグクラブのファントークン。話題性は高かったが価格維持は難しかった。
- FPL(Fanplaトークン):音楽ファンクラブ関連。申込倍率9倍超の人気IEO。
いずれも「成功事例」として紹介されましたが、長期的な価格推移を見ると別の姿が見えてきます。
💹 現在の価格状況(2025年11月)
調査によると、これらのトークンはすべて公募価格を下回っています。
- PLT:公募4.05円 → 2025/11現在1.69円
- FNCT:公募0.5円 → 2025/11現在0.2221円
- FCR:公募2.2円 → 2025/11現在0.195円
- FPL:公募1.0円 → 2025/11現在0.5円
一時的には公募価格を上回ったものの、長期的には投資家にとって厳しい結果となっています。
🔍 「成功」の定義をめぐる考察
国内IEOの「成功」は、以下のような基準で語られることが多いです。
- 上場直後に公募価格を上回った
- 申込倍率が高く人気を集めた
- プロジェクトが資金調達に成功した
- 業界全体の話題性を高めた
しかし、投資家視点では「逃げ切った人だけが成功」であり、長期保有者にとっては損失となるケースがほとんどです。つまり、国内IEOの成功は「短期的な盛り上がり」に依存しているのが現状です。
🕰 長期ホルダーの心理
価格が下落しても「長期視点」という言葉で正当化する投資家は少なくありません。
仮想通貨における「長期」は1〜10年程度を指すことが多く、株式投資の15〜20年と比べると短いのが特徴です。
この「長期視点」は、希望や信仰のようなニュアンスを帯びており、投資家心理の物語性を感じさせます。
✨ 筆者のスタンス
私の個人的な思いとしては、国内IEOの発展やプロジェクトの成功は願っています。しかし、自分自身は参加せず、株式やBTCといった実績ある資産を選びます。
彼らが夢を見るのは自由だ。私は、夢の外で現実を積み上げる。
この一文に象徴されるように、冷静な観察者として市場を見守る立場を取ります。
📝 まとめ
- 国内IEOは「成功」とされる事例があるが、長期的には公募価格を下回るケースが多い
- 成功の定義は曖昧で、短期的な盛り上がりに依存している
- 投資家は冷静に、自分の投資哲学に沿った選択をすべき
国内IEOの未来を願いつつも、投資判断は慎重に。あなたにとっての「成功」とは何かを考えるきっかけにしてみてください。

