株式でビットコインに投資?注目企業と税制の話

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はじめに|ビットコインを買わずに投資する方法?

「ビットコインに興味はあるけど、直接買うのはちょっと怖い…」
そんな方に注目されているのが、株式を通じて間接的にビットコインに投資する方法です。
実は、企業が自社資産としてビットコインを保有している「ビットコイントレジャリー企業」の株式を買うことで、ビットコインの値動きに乗ることができるんです。

この記事では、ビットコイントレジャリー企業の仕組みや代表例、税制面でのメリット、そして日本企業「メタプラネット」の戦略まで、初心者にもわかりやすく解説します。


🏢 ビットコイントレジャリー企業とは?

ビットコイントレジャリー企業とは、企業が自社の資産としてビットコイン(BTC)を保有している状態を指します。
その目的は、インフレ対策や資産分散、長期的な価値保存などさまざま。企業がビットコインを「デジタルゴールド」として扱うことで、株主にも間接的な恩恵が生まれます。

代表的な企業には以下のような例があります:

  • MicroStrategy:最も積極的なBTC保有企業。CEOが「現金よりもBTC」と公言。
  • Tesla:一時的にBTCを保有し、売却も経験。
  • Block(旧Square):決済事業とBTCの親和性が高い。

📈 株式で間接的にビットコインへ投資する仕組み

これらの企業の株式を購入することで、ビットコインの価格変動に間接的に投資することが可能です。
企業のバランスシートにBTCが含まれているため、株価がビットコイン価格に連動しやすくなります。

さらに、企業の成長性や事業内容も株価に影響するため、単なる暗号資産投資とは異なる魅力があります。


💰 税制面でのメリットと注意点

暗号資産を直接保有する場合、売却益は「雑所得」として課税され、最大55%の税率がかかることもあります。
一方、株式投資は「譲渡所得」扱いとなり、損益通算や特定口座の利用が可能。税制面での管理がしやすく、節税効果も期待できます。

ただし、以下の点には注意が必要です:

  • 企業のBTC保有比率が低い場合、価格連動性は限定的
  • 事業リスクや経営方針の変更による影響も受ける

🌏 注目のビットコイントレジャリー企業一覧

企業名保有BTC量特徴
MicroStrategy約59万BTC米国最大のBTC保有企業
Tesla約1.1万BTC保有方針に変化あり
Block数千BTC決済事業とBTCの親和性が高い
メタプラネット(日本)約1.6万BTC日本版MicroStrategyとして注目

🇯🇵 メタプラネットの戦略──日本企業の新たな挑戦

メタプラネットは、かつてホテル事業を展開していた企業ですが、2024年からビットコインを企業資産として本格的に保有開始。
2025年7月時点で16,352BTCを保有し、世界でもトップクラスのBTC保有企業となっています。

特徴的なのは、独自の「BTC Yield」指標を導入し、株主価値の最大化を目指している点。
フィデリティなど海外機関投資家も出資しており、2027年末までに21万BTCの保有を目標としています。


🎥 番外編|メタプラネットを皮肉った動画も話題に

ビットコイントレジャリー戦略は注目を集める一方で、ネット上ではユーモラスな視点からの批評も登場しています。
以下の動画では、メタプラネットの戦略を「パチンコ依存症の企業版」と皮肉りつつ、投資家心理や企業の方向性について独自の視点で語られています。

「BTCを買い続ける企業、それってギャンブル依存と何が違うの?」──そんな問いかけに思わず笑ってしまうかも。

※あくまでエンタメ視点の動画であり、投資判断はご自身の責任でお願いします。


✅ まとめ|株式で広がるビットコイン投資の可能性

ビットコイントレジャリー企業への株式投資は、暗号資産に直接触れずにビットコインの価格変動に乗る賢い方法です。
税制面でもメリットがあり、初心者にも取り組みやすい選択肢として注目されています。

まずは気になる企業の情報をチェックして、あなたに合った投資スタイルを見つけてみましょう。

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