
💡はじめに:マイニング、まだ稼げるの?
「2025年でも個人でマイニングって意味あるの?」
そんな疑問を持つ方も多いはず。実は、GPUやCPUの性能に合わせて最適なアルゴリズムを選べば、効率よくBTCを掘ることは可能です。ただし、電気代とのバランスが重要。この記事では、筆者が実際に使っている環境をもとに、NiceHashでのマイニング戦略を紹介します。
🖥️GPU・CPU別:最適なアルゴリズムの選び方
GPUによってアルゴリズムは変わる
NiceHashでは複数のマイニングアルゴリズムが利用可能ですが、どれが最適かは使っているGPUによって異なります。
おすすめは、NiceHashの「ベンチマーク機能」を使って自動的に最適なアルゴリズムを選定すること。
- GeForce RTX 3060 Ti → ZelHashが高効率
- GeForce GTX 1660 → 同じくZelHashが安定
- CPU(Ryzenなど) → RandomX(NiceHashではRandomMoneroX)が定番
実際の筆者の設定
筆者の環境では以下のように設定しています:
- GPU:3060 Ti + 1660 → ZelHash
- CPU:RandomMoneroX
- 1日の採掘量:0.00000694 BTC(約115.22円)
- 消費電力:450W
📉収益とコストのリアル

実際のNiceHashのダッシュボードでは、1日あたりの報酬が0.00000694 BTCと表示されています。
これは日本円で約115円(2025年8月時点のレート)ですが、消費電力が450Wと高め。
電気代との比較
電気代計算は公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が定める「新電力料金目安単価」に基づいて1kWh=31円で計算してみましょう。
- 450W × 24時間 = 10.8kWh
- 10.8kWh × 31円 = 約334円/日
つまり、1日あたり約219円の赤字。
収益だけを見て始めると痛い目を見るので、電気代とのバランスは必ず確認しましょう。
🧠まとめ:マイニングは「効率」と「戦略」が鍵
2025年のマイニングは、単純に「掘れば儲かる」時代ではありません。
GPUやCPUの性能に合わせて最適なアルゴリズムを選び、電気代を考慮した運用が求められます。
まずはベンチマークを実行して、自分の環境に合ったアルゴリズムを見つけましょう。
そして、収益とコストのバランスを見ながら、戦略的にマイニングを続けることが重要です。
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