
💡はじめに|ETF化されたからといって買う理由にはならない
2025年9月、米国の証券取引所CboeでDOGE(ドージコイン)とXRP(リップル)の現物ETFが上場されました。
これまでビットコインやイーサリアムが中心だったETF市場に、ついにアルトコインが加わった形です。
「金融商品として認められた!」と盛り上がる声もありますが、果たしてそれは投資判断の根拠になるのでしょうか?
筆者はアルトコイン全般に懐疑的な立場から、このニュースを冷静に見ています。
🏛️ DOGE・XRPのETF上場とは?
ETF(上場投資信託)は、証券口座を通じて暗号資産に間接的に投資できる金融商品です。
今回Cboeに上場されたDOGE・XRPのETFは、現物を裏付けとした商品であり、実際にDOGEやXRPを保有する仕組みになっています。
これにより、従来の仮想通貨取引所を使わずとも、証券市場からアクセスできるようになり、金融商品としての認知が一段階進んだと言えるでしょう。
🌏 日本ではまだ暗号資産ETFは取引できない
残念ながら、日本国内では暗号資産ETFの取引は認められていません。
金融庁の規制や法整備が整っていないため、国内証券口座からDOGEやXRPのETFを購入することはできません。
一部の海外ETFを通じた間接的な投資は可能ですが、情報や手続きのハードルが高く、一般投資家には現実的ではないのが現状です。
📈 アルトコインETFの流れは今後も続く?
DOGE・XRPのETF上場は、ビットコイン・イーサリアムに続く第3波とも言える動きです。
今後は、ADA(カルダノ)、SOL(ソラナ)、LINK(チェーンリンク)など、他のアルトコインにもETF化の波が広がる可能性があります。
ただし、ETF化されたからといって、その通貨の価格が上がるとは限りません。
ETFはあくまで「アクセス性の向上」であり、「価値の保証」ではないのです。
💸 ETF上場=価格上昇ではない
DOGEやXRPのETFが上場されたからといって、価格が上がるとは限りません。
ETFは投資家にとっての入り口が広がるだけで、価格は市場の需給、投機性、流動性に左右されます。
ETF上場を理由に購入するのは、短絡的な判断になりかねません。
冷静に、通貨の本質や将来性を見極める必要があります。
🧠 筆者の視点|アルトコインは“ゴミ”だと思っている
筆者は、DOGEやXRPを含め、アルトコイン全般に対して懐疑的です。
ETF化されても、投資対象としての魅力は感じていません。
DOGEは元々ジョーク通貨ですし、XRPも長年の訴訟リスクを抱えています。
関連記事:「BTC以外の暗号資産は全部ゴミ?アルトコインの真実を暴く!」もぜひご覧ください。
✅ まとめ|ETF上場は“認知”の一歩、投資判断は別
- DOGE・XRPのETF上場は、アルトコインの金融商品化の象徴
- 日本ではまだ暗号資産ETFは取引不可。今後の法整備に注目
- ETF上場と価格上昇は別問題。冷静な判断が必要
- 筆者はアルトコイン否定派として、ETF化に懐疑的な立場
ETF化のニュースに踊らされず、自分の投資スタイルと価値観に基づいて判断することが大切です。